By continuing creating works of art, unleashed straight from Japan.
I want to "Challenge the world" starting from my fingertips.
創作活動を続けるのは
この日本から解き放つ
私の指先からはじまる「世界への挑戦」である
1978年創業、愛知県豊橋市向山町にある革製品のオーダー・リフォームの店である。オーダーでは、主にタンニン牛にレザーカービングを施し、様々な色合いの作品を生み出している。裏側にはブタ革をはり、長い間愛用してもらえるように丈夫な仕立てにこだわっている。リフォームの依頼も多く、一般的な修理だけでなく、鞄を財布にするなど、別のものに作りかえる相談もある。シェリダンスタイルを始めとする、アメリカのレザーカービングのスタイルとは一味違った繊細さを感じられるような日本人らしいレザーカービングを追究している。他ではあまり見ることのできない色合いや彫り込みを楽しんでいただきたい。 めざましテレビ「キラビト」で紹介されました。 https://www.youtube.com/watch?v=ufFsABI8nVU
すべての作品は紙で実寸大で模型を作ってから型紙作りに入ります。革の厚みを計算し、各箇所に何をどれだけ入れたいかなどを考慮し、すべてのパーツの大きさを決定します。長年のリフォームの経験から、どのような商品はどこから傷むのかもある程度把握しているため、制作の段階でそのような場所はわからないように革を二重にするなど、できるだけ長く愛用してもらえるように丁寧に仕立てています。最近では、20年以上前につくらせていただいた作品のケアやリフォームの相談を受けることもあり、その状態の良さに私自身驚くことがあります。お客様が丁寧に使っていただいていることはもちろんですが、考えて仕立てたことは生かされているのだと感じています。SDGsにも「つくる責任つかう責任」があります。その心を大切に、これからも作品づくりに励んでいきたいです。
革は生き物であるため、その状態は様々です。また、使用する場所によっても違いがあります。その状態を見極め、すべて手作業でレザーカービングと染色をおこないます。革にスーベルナイフで切り込み、何度も何度も刻印を打ち込みながら立体感を表現します。作り方が決まっているわけではないので、刻印を使い分けるのは当然ですが、打刻する回数もその時々で違い、信じるものは自分の感覚と感性のみです。染色では何層にも色をすり込んでいきます。革の表面にある毛穴の状態によっては、簡単には深みのある色が出せないこともありますが、じっくりと時間をかけながら進めていきます。出来上がると一見同じように見えるような作品もありますが、一つ一つが職人の手によってうまれた Only one なのです。
わたしの強みは、40年以上もの間、オーダーの革製品を中心に仕事を進めてこられたことです。お客様の年齢層も高校生から年配の方まで幅広く来店されます。また、婦人用の革製品から、バイカーやストリートファッション、紳士用小物、インテリアなど、ジャンルにも縛られることなく経験を積み上げることができたため、お客様の思いに寄り添った提案をしたり、ものづくりをしたりできるはずです。
メンテナンスだけでなく、縫い直しやレースのまき直し、破れ補修等、修理が必要な場合もあきらめずご相談いただけたらと思います。また、ポケットの追加や紐を長くするなど、使っていく中でリフォームのご要望がある場合も、お気軽にご相談ください。
一般的に修理を内容は縫い目の補修、レースのまき直し、破れ補修等のご相談をいただきます。また、商品のデザインは生かしたままでショルダーバックなどの紐の長さを調節したり、つくりかえたりすることもできますので、お気軽にご相談ください。
リメイクのご相談も多くいただいています。長い間使ってきた愛着のあるバッグなどをブックカバーにつくり替えるなど、使わなくなったものを別のかたちにして使い続けることは、エシカルな暮らし方の1つの方法ではないでしょうか。革が足りない場合は、エイジングされた革と同じような色合いで染色して仕立てていきます。
革製品はほこりや湿気が大敵です。雨に濡れたりしたままほかっておくと、かびてしまうこともあります。ほこりや水分を取り除き、オイルでメンテナンスのお手伝いをさせていただきます。また、コバ面の塗り直しをすると、きれいになるだけでなく、耐久性も高くなります。
1950年7月生まれ。1978年サラリーマンからレザークラフトに魅了され、クラフトマンの道を歩み始める。愛知県豊橋市新川町に革製品のオーダーリフォームの店レザーハウスアンティークを創業する。当時はレザークラフト教室を開きながら、婦人用財布やバックを中心に販売していた。その後、バイクのサドルバックや紳士用の小物など、幅広いジャンルの注文を受けるようになる。その頃から、植物だけでなく動物などのフィギアカービングの技術を高めた。江戸時代の馬の鞍を修復の依頼がくるなど、仕立てなどの技術も次第に認められるようになる。豊橋市向山町に店舗を移し、2017年に全国革工芸展に「龍」を出品し文部科学大臣賞を受賞する。革の素材を生かしたデザインと細かな技術のレザーカービング、独自の染色技術が評価された。70歳を迎えた2020年、葛飾北斎の浮世絵を革の世界で表現したいと新しい技術の追究に余念がない。
1978年創業、愛知県豊橋市向山町にある革製品のオーダー・リフォームの店である。オーダーでは、主にタンニン牛にレザーカービングを施し、様々な色合いの作品を生み出している。裏側にはブタ革をはり、長い間愛用してもらえるように丈夫な仕立てにこだわっている。リフォームの依頼も多く、一般的な修理だけでなく、鞄を財布にするなど、別のものに作りかえる相談もある。シェリダンスタイルを始めとする、アメリカのレザーカービングのスタイルとは一味違った繊細さを感じられるような日本人らしいレザーカービングを追究している。他ではあまり見ることのできない色合いや彫り込みを楽しんでいただきたい。
分からないことがあればお気軽にお問い合わせください。